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このブログは、関西の小劇場系劇作家でもあるGockyが、少し怪しい感じの短編を、思い付くまま20文字10行でまとめあげる、ブログです。原稿用紙の半分、たったの200文字。詩と考えても短い200文字。思いのほかハードルは高く、難しいですが、ショートショート作品集としてお楽しみいただければ幸いです。
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ジェシカが死んでから変な事ばかり起こると

家中の人間が言い出した。困ったものだ。

昨日は、メイドの枕元にジェシカが立ち、

私に殺されたと彼女が告げたと言うのだ。

馬鹿な。この私が愛する妻を殺す訳が無い。

今朝は息子のエドワードが「時計が変だよ。

壊れてるんじゃないか?」と言い出す。

夜中、私は時計の鐘の音を待つ。

リンゴーン、リンゴーン。ほらちゃんと、

きっちり13回、鐘の音が鳴った。
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茂吉を斬り捨てた。中から多平が出た。

茂吉よりひとまわり小さい男だった。

多平を斬り捨てた。中から亀吉が出た。

多平よりひとまわり小さい男だった。

亀吉を斬り捨てた。中から佐七が出た。

亀吉よりひとまわり小さい男だった。

佐七を斬り捨てた。中から茜が出た。

斬り捨てるのが、勿体無かったので、

ワシがお前のおとっつぁんだよ。

そう言って彼女を抱え上げた。
信号が変わるのを待っていた。

隣の自転車の男が、何かブツブツ言っている。

「助けてくれないか?助けてくれないか?

 助けてくれないか?助けてくれないか?」

私に言っているのか思えば、

どうも、そうではないようだ。

荷台に細身の女が座っているのに気付いた。

どうして、すぐに気付かなかったのか。

ゆらゆら不安定に走っていく自転車の背中。

今日は違う道から行く事にしよう。
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★ プロフィール
HN:
Gocky
年齢:
45
HP:
性別:
男性
誕生日:
1972/06/14
職業:
演劇人兼デザイナー
自己紹介:
「HQ BRAIN」フリーグラフィックデザイナー。
表現ユニット「シナツヒコ」代表。演劇集団はいてっくくねくね元代表。

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Photo material 空色地図  Template by tsukika

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